SLCONS
SLCONS は、幾つかに区分できます。下の図を見てみましょう。 (画像をクリックすると、1280 x 1024 ピクセルの画像が見れます) 最もわかりやすいのは、(1) や (2) で示した COALNE の相棒としての SLCONS です。つまり、COALNE と同様、LNDARE を取り囲む海岸線です。SLCONS には、通常 CATSLC (Category of shoreline consturction、人工岸の種類) の属性が付与されており、Warf(埠頭)、Pier(桟橋)、Breakwater(防波堤)などの区別がなされています。(1) の北西部は、海岸線が二重になっています。二重岸線と呼ばれていて、海に接する岸線は COALNE、内側は SLCONS です。このように、SLCONS は陸の中にある事も許されます。 同じ線の SLCONS の中には、小縮尺の電子海図では、防波堤で代表されるような、海に突き出た線状の SLCONS もあります。(3) は、線で表現された SLCONS です。(4) は防波堤が海中にあるタイプです。線で表現された潜堤です。この場合は、WATLEV が always underwater(海中) になります。人工岸とは言え、必ずしも海岸線である訳ではありません。 SLCONS には、面のタイプのものもあります。下の図を見て下さい。 (画像をクリックすると、1280 x 1024 ピクセルの画像が見れます) 大縮尺の電子海図では、防波堤が面になっている場合、(1) で示したように面全体が SLCONS になります。さらに、防波堤を取り囲むように、(2) 面の SLCONS があります。属性 WATLEV(Waterlevel、水位)が covers and uncovers(干出する)になっているため、緑色で表示されています。(3) で示したのは、潜堤です。水色で表現されている事に注意して下さい。 工事中の堤防はどうなるのでしょうか。現在は DEPARE の中であっても、工事中の場合は、将来どうなるか、によって、SLCONS の下に敷く Group1 のオブジェクトが決まります。防波堤が工事中であれば、LNDARE を下に敷いて、面の SLCONS を与え、CONDTN で Under construction にします。 会社情報 サイトご利用にあたって |
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